医療営業データの実務

新規開業リストと届出の追加はどう違う?営業先データの選び方

「新規」と書かれたリストでも、何が新しいかは異なります。開業予定先を探すのか、既存施設の届出の変化を追うのかで選ぶデータを変えます。

執筆・運営:ROZANOVA STUDIO / 内容確認:2026年9月18日。自社サービスの紹介を含みます。集計を使う箇所のデータ更新日:2026-09-16。

新しい施設と、新しい届出を分ける

既存の医療機関が届出を追加しても、その施設が新たに開業したことにはなりません。同様に、算定開始日が最近であることは、名簿の前月版と比べて新たに掲載されたことと同じではありません。

新規という言葉を分ける。数値と条件は直後の表・本文に記載。
ROZANOVA STUDIO 作成。図を押すと拡大できます。

目的によって必要な証拠が異なる

開業前の内装・開設準備・初期設備を提案したい場合には、開業予定と予定時期を確認できる情報が必要です。すでに営業している施設の関連業務を調べたい場合には、届出の状況やその変化が入口のひとつになります。

新規指定の資料も、指定の意味・登録理由・日付の定義を確認します。「新規」という分類だけを取り出して、開業前の施設や、設備の購入予定が分かる施設と扱わないでください。

前月差分の確認項目

  • 同じ地域・区分を、どの2つの原本で比べたか
  • 同じ施設と判断する識別キー
  • 施設の追加なのか、既存施設の届出追加なのか
  • 名称変更や表記変更、掲載の遅れをどう扱ったか

比較する版がない地域で「前月から増えた」とは言えません。サービスの説明で前月差分と算定開始日の期間抽出が併存する場合、地域別にどちらかを確認してください。

医療営業リストで確認できる範囲

当サービスの届出データは、開業前の案件や設備導入予定の一覧ではありません。真の前月比較を取れる範囲と、算定開始日ベースの抽出範囲は差分データの説明に分けて掲載しています。

「先月動いた」という説明だけで選ばず、何をもって動いたと数えたかを確認してください。どの種類の変化が商材と関係するかも、実際の提案内容に合わせて判断します。

日付は、元の意味と一緒に保存する

CSVに日付列を1本だけ置くより、「日付の種類」「対象期間」「原本の版」を残すと誤解を減らせます。例えば算定開始日を開業日という列へ取り込むと、後で正しい意味に戻せなくなります。

機器の購入時期を予測するためのデータが必要なら、届出名簿だけでは不足します。この違いを購入前に確かめることが、使わないリストを増やさないための確認になります。

出典・集計方法と次の確認

出典:厚生労働省 各地方厚生局『届出受理医療機関名簿』を当方が集計・加工。制度要件の解説や医療上の助言ではなく、医療機関に商品・サービスを提供する事業者向けのデータ活用例です。

原本の版は局ごとに異なります。収録範囲と原本の対象時点項目・欠損率をご確認ください。商材との適合や営業効果は未検証です。

制作:ROZANOVA STUDIO。AIを用いて原稿・図の制作を補助し、掲載集計は同じデータと抽出条件から再生成して照合しています。医療従事者による監修を表示するものではありません。

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