この商材では、何を入口にするか
透析関連の機器・消耗品・保守を扱う事業者は、対象業務に関連する届出から候補を整理できます。ここでは「人工腎臓」と「透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算」を医科区分で集計します。
2つの単独件数と重複部分を区別することで、抽出条件を明示できます。届出の有無だけでは、自社製品と設備仕様が合うか、実際にどれだけ使われるかは分かりません。
公開名簿から実際に抽出した結果
集計日:2026-09-16。区分=医科。指定した受理届出名称の完全一致を施設IDで重複除去。各届出の件数は重なる場合があるため足し算しません。原本の版は地方厚生局ごとに異なります。
| 受理届出名称・条件 | 施設数 |
|---|---|
| 人工腎臓 | 4,559 |
| 透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算 | 4,367 |
| いずれかを届出(重複除去) | 4,595 |
2つの届出の重なり
A=人工腎臓、B=透析液水質確保等加算。片方のみは、もう片方の届出がこの名簿に見当たらないという意味です。
| 条件 | 施設数 |
|---|---|
| Aのみ | 228 |
| A・Bの両方 | 4,331 |
| Bのみ | 36 |
抽出結果の実例
| 都道府県 | 施設名 | 該当する届出(上表の略記) |
|---|---|---|
| 三重県 | 医療法人誠会山崎病院 | 人工腎臓 / 透析液水質確保等加算 |
| 京都府 | 医療法人明生会賀茂病院 | 人工腎臓 / 透析液水質確保等加算 |
| 佐賀県 | 医療法人 牧野医院 | 人工腎臓 / 透析液水質確保等加算 |
条件一致の施設から都道府県を分散して3件抜粋。推薦や営業効果を示すものではありません。連絡前に公式情報を確認してください。
この条件に該当する施設の多い地域
| 都道府県(上位5) | 施設数 |
|---|---|
| 東京都 | 453 |
| 大阪府 | 330 |
| 神奈川県 | 271 |
| 北海道 | 269 |
| 埼玉県 | 213 |
地域ごとの詳しい件数は47都道府県の集計CSVで確認できます。営業効率・売上規模の順位ではありません。
営業先候補を作る手順
- 対象の機器や消耗品が使われる場面と、納品・保守エリアを決めます。
- 2つの届出を個別に抽出し、両方ある施設と片方のみの施設を分けます。
- 既存先や代理店の担当先と照合します。
- 台数・使用規格・調達窓口の確認欄を付けて候補リストにします。
消耗品の需要量を見積もる場合、施設数だけを掛け算して市場規模と呼ばないでください。実際の使用量や契約条件が必要です。
提案の前に別途確認すること
装置メーカー、台数、実施件数、稼働状況、設備更新時期、購買窓口は未収録です。保守の提案なら担当範囲と対応時間、消耗品なら適合規格や納品条件を確認することになります。
「届出条件に一致する」と「製品に対応している」を別の状態として管理し、確認が終わるまで適合済みと扱わない運用が必要です。
この抽出が合わない場面
透析装置の保有台数順、特定製品の導入先、月間の消耗品需要で並べることはできません。透析治療の受診先紹介や、診療体制の品質評価のための一覧でもありません。
よくある判断の迷い
2つの届出の両方を条件にすると、必ず精度が上がりますか?
件数は絞れますが、商材に適した候補が残るかは別です。条件を厳しくするほど良いとは限りません。抽出理由と除外理由を残して検証できるようにします。
出典・集計方法と次の確認
出典:厚生労働省 各地方厚生局『届出受理医療機関名簿』を当方が集計・加工。制度要件の解説や医療上の助言ではなく、医療機関に商品・サービスを提供する事業者向けのデータ活用例です。
原本の版は局ごとに異なります。収録範囲と原本の対象時点、項目・欠損率をご確認ください。商材との適合や営業効果は未検証です。
制作:ROZANOVA STUDIO。AIを用いて原稿・図の制作を補助し、掲載集計は同じデータと抽出条件から再生成して照合しています。医療従事者による監修を表示するものではありません。