商材別の抽出設計

透析関連機器・消耗品の営業先を、届出で絞る

人工腎臓と透析液水質確保等の届出を組み合わせる例。営業対象の母数と、台数・実施件数などの未収録情報を切り分けます。

執筆・運営:ROZANOVA STUDIO / 内容確認:2026年9月18日。自社サービスの紹介を含みます。集計を使う箇所のデータ更新日:2026-09-16。

この商材では、何を入口にするか

透析関連の機器・消耗品・保守を扱う事業者は、対象業務に関連する届出から候補を整理できます。ここでは「人工腎臓」と「透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算」を医科区分で集計します。

2つの単独件数と重複部分を区別することで、抽出条件を明示できます。届出の有無だけでは、自社製品と設備仕様が合うか、実際にどれだけ使われるかは分かりません。

公開名簿から実際に抽出した結果

抽出条件ごとの施設数。数値と条件は直後の表・本文に記載。
ROZANOVA STUDIO 作成。図を押すと拡大できます。

集計日:2026-09-16。区分=医科。指定した受理届出名称の完全一致を施設IDで重複除去。各届出の件数は重なる場合があるため足し算しません。原本の版は地方厚生局ごとに異なります。

受理届出名称・条件施設数
人工腎臓4,559
透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算4,367
いずれかを届出(重複除去)4,595

2つの届出の重なり

A=人工腎臓、B=透析液水質確保等加算。片方のみは、もう片方の届出がこの名簿に見当たらないという意味です。

条件施設数
Aのみ228
A・Bの両方4,331
Bのみ36

抽出結果の実例

都道府県施設名該当する届出(上表の略記)
三重県医療法人誠会山崎病院人工腎臓 / 透析液水質確保等加算
京都府医療法人明生会賀茂病院人工腎臓 / 透析液水質確保等加算
佐賀県医療法人 牧野医院人工腎臓 / 透析液水質確保等加算

条件一致の施設から都道府県を分散して3件抜粋。推薦や営業効果を示すものではありません。連絡前に公式情報を確認してください。

この条件に該当する施設の多い地域

都道府県(上位5)施設数
東京都453
大阪府330
神奈川県271
北海道269
埼玉県213

地域ごとの詳しい件数は47都道府県の集計CSVで確認できます。営業効率・売上規模の順位ではありません。

営業先候補を作る手順

  1. 対象の機器や消耗品が使われる場面と、納品・保守エリアを決めます。
  2. 2つの届出を個別に抽出し、両方ある施設と片方のみの施設を分けます。
  3. 既存先や代理店の担当先と照合します。
  4. 台数・使用規格・調達窓口の確認欄を付けて候補リストにします。

消耗品の需要量を見積もる場合、施設数だけを掛け算して市場規模と呼ばないでください。実際の使用量や契約条件が必要です。

提案の前に別途確認すること

装置メーカー、台数、実施件数、稼働状況、設備更新時期、購買窓口は未収録です。保守の提案なら担当範囲と対応時間、消耗品なら適合規格や納品条件を確認することになります。

「届出条件に一致する」と「製品に対応している」を別の状態として管理し、確認が終わるまで適合済みと扱わない運用が必要です。

この抽出が合わない場面

透析装置の保有台数順、特定製品の導入先、月間の消耗品需要で並べることはできません。透析治療の受診先紹介や、診療体制の品質評価のための一覧でもありません。

よくある判断の迷い

2つの届出の両方を条件にすると、必ず精度が上がりますか?

件数は絞れますが、商材に適した候補が残るかは別です。条件を厳しくするほど良いとは限りません。抽出理由と除外理由を残して検証できるようにします。

出典・集計方法と次の確認

出典:厚生労働省 各地方厚生局『届出受理医療機関名簿』を当方が集計・加工。制度要件の解説や医療上の助言ではなく、医療機関に商品・サービスを提供する事業者向けのデータ活用例です。

原本の版は局ごとに異なります。収録範囲と原本の対象時点項目・欠損率をご確認ください。商材との適合や営業効果は未検証です。

制作:ROZANOVA STUDIO。AIを用いて原稿・図の制作を補助し、掲載集計は同じデータと抽出条件から再生成して照合しています。医療従事者による監修を表示するものではありません。

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