この商材では、何を入口にするか
電子カルテや医療DXの営業先を探すとき、「届出があるから電子カルテが入っている」「届出がないから新規導入できる」と解釈すると、候補の条件を誤ります。ここでは電子的診療情報連携体制整備加算1・2・3を、正式名称が一致する3つの掲載群として扱います。
このページの目的は、営業地域の母数を把握し、追加モジュール、連携、運用支援など自社商材に必要な確認を設計することです。届出区分から製品の優劣やシステム構成を判定しません。
公開名簿から実際に抽出した結果
集計日:2026-09-16。区分=医科。指定した受理届出名称の完全一致を施設IDで重複除去。各届出の件数は重なる場合があるため足し算しません。原本の版は地方厚生局ごとに異なります。
| 受理届出名称・条件 | 施設数 |
|---|---|
| 電子的診療情報連携体制整備加算1 | 4,546 |
| 電子的診療情報連携体制整備加算2 | 31,282 |
| 電子的診療情報連携体制整備加算3 | 32,415 |
| いずれかを届出(重複除去) | 64,266 |
抽出結果の実例
| 都道府県 | 施設名 | 該当する届出(上表の略記) |
|---|---|---|
| 三重県 | 丹羽眼科 | 連携体制整備加算3 |
| 京都府 | 立命館診療所 | 連携体制整備加算3 |
| 佐賀県 | 神野病院 | 連携体制整備加算2 / 連携体制整備加算3 |
条件一致の施設から都道府県を分散して3件抜粋。推薦や営業効果を示すものではありません。連絡前に公式情報を確認してください。
この条件に該当する施設の多い地域
| 都道府県(上位5) | 施設数 |
|---|---|
| 東京都 | 8,919 |
| 大阪府 | 5,610 |
| 神奈川県 | 4,671 |
| 愛知県 | 3,782 |
| 兵庫県 | 3,388 |
地域ごとの詳しい件数は47都道府県の集計CSVで確認できます。営業効率・売上規模の順位ではありません。
営業先候補を作る手順
- 新規システム販売なのか、連携・移行・運用支援なのかを決めます。
- 医科と営業エリアを指定し、加算1・2・3を別々に抽出します。
- 3群の単純合計と、いずれかを持つ施設の重複除去数を分けます。
- 候補に現行製品、連携先、契約更新時期の確認欄を追加します。
条件別の集計を分けておくと、公開データで確認した事実と、営業担当が確認した現場の情報を混ぜずに蓄積できます。
提案の前に別途確認すること
現在の製品名、オンプレミスかクラウドか、接続している周辺機器、データ移行の範囲、更新時期、決裁窓口は未収録です。製品比較や乗り換え提案をするには、これらの確認が必要です。
各加算の制度要件を自社製品が満たすかどうかも、本リストでは判断できません。要件は最新の公式資料と製品仕様で確認してください。
この抽出が合わない場面
特定メーカーの導入先一覧、電子カルテを使っていない施設だけのリスト、診療科別の新規導入候補は作れません。医療機関の採用担当者を探す「電子カルテ営業の求人」なども、このページが扱う目的とは異なります。
よくある判断の迷い
届出区分を営業スコアにしてよいですか?
掲載状況を分類軸にすることはできますが、成約しやすさの点数には検証が必要です。区分の番号の大小を、そのまま購買力や未充足ニーズに読み替えないでください。
出典・集計方法と次の確認
出典:厚生労働省 各地方厚生局『届出受理医療機関名簿』を当方が集計・加工。制度要件の解説や医療上の助言ではなく、医療機関に商品・サービスを提供する事業者向けのデータ活用例です。
原本の版は局ごとに異なります。収録範囲と原本の対象時点、項目・欠損率をご確認ください。商材との適合や営業効果は未検証です。
制作:ROZANOVA STUDIO。AIを用いて原稿・図の制作を補助し、掲載集計は同じデータと抽出条件から再生成して照合しています。医療従事者による監修を表示するものではありません。