この商材では、何を入口にするか
薬局向けの商材でも、在宅業務の支援と無菌調剤に関する機器・消耗品では候補の見方が異なります。ここでは薬局区分に限定し、「在宅薬学総合体制加算1」と「無菌製剤処理加算」の届出を別々に確認します。
両方ある群と片方だけの群では、営業前に確かめたい点が変わります。片方が名簿にないことから、在宅対応がない、無菌調剤設備がないと断定することはできません。
公開名簿から実際に抽出した結果
集計日:2026-09-16。区分=薬局。指定した受理届出名称の完全一致を施設IDで重複除去。各届出の件数は重なる場合があるため足し算しません。原本の版は地方厚生局ごとに異なります。
| 受理届出名称・条件 | 施設数 |
|---|---|
| 在宅薬学総合体制加算1 | 23,749 |
| 無菌製剤処理加算 | 7,967 |
| いずれかを届出(重複除去) | 26,494 |
2つの届出の重なり
A=在宅薬学総合体制加算1、B=無菌製剤処理加算。片方のみは、もう片方の届出がこの名簿に見当たらないという意味です。
| 条件 | 施設数 |
|---|---|
| Aのみ | 18,527 |
| A・Bの両方 | 5,222 |
| Bのみ | 2,745 |
抽出結果の実例
| 都道府県 | 施設名 | 該当する届出(上表の略記) |
|---|---|---|
| 三重県 | クローバー薬局 | 在宅薬学総合体制加算1 |
| 京都府 | 大徳寺 ゆう薬局 | 在宅薬学総合体制加算1 |
| 佐賀県 | 久保薬局木原店 | 在宅薬学総合体制加算1 |
条件一致の施設から都道府県を分散して3件抜粋。推薦や営業効果を示すものではありません。連絡前に公式情報を確認してください。
この条件に該当する施設の多い地域
| 都道府県(上位5) | 施設数 |
|---|---|
| 東京都 | 3,072 |
| 大阪府 | 2,530 |
| 神奈川県 | 1,899 |
| 愛知県 | 1,550 |
| 兵庫県 | 1,396 |
地域ごとの詳しい件数は47都道府県の集計CSVで確認できます。営業効率・売上規模の順位ではありません。
営業先候補を作る手順
- 配送・設置・保守に対応できる地域を決めます。
- 2つの届出を薬局区分で抽出し、Aのみ・両方・Bのみを分けます。
- 自社商材に必要な設備・業務の確認欄を追加します。
- 既存顧客を除外し、店舗への提案か本部への提案かを確認します。
同じチェーンの薬局を複数抽出しても、本部一括で購入するか各店が判断するかは分かりません。施設数を独立した決裁先の数として扱わないでください。
提案の前に別途確認すること
薬局の訪問範囲、実際の在宅患者数、設備の型式、共同利用の有無、配送条件は名簿だけでは分かりません。設備を提案する場合は設置・運用の条件、消耗品なら使用規格と調達単位を確認する必要があります。
サンプルでは施設単位の根拠を示し、営業担当が現場情報を追加できるようにします。届出が同じでも、商材への適合は同じとは限りません。
この抽出が合わない場面
「在宅対応薬局のすべて」を網羅する条件ではありません。ここで選んだ届出の名称に一致する母集団です。実際に訪問を頼める薬局の紹介や、在宅患者数順の並べ替えにも使えません。
よくある判断の迷い
在宅薬学総合体制加算1だけで、在宅向け営業先を決めてよいですか?
候補の入口にはできますが、商材の用途に応じて別条件や外部確認が必要です。対象の名称を変えた場合は、その抽出条件と集計日を記録して別の母集団として扱います。
出典・集計方法と次の確認
出典:厚生労働省 各地方厚生局『届出受理医療機関名簿』を当方が集計・加工。制度要件の解説や医療上の助言ではなく、医療機関に商品・サービスを提供する事業者向けのデータ活用例です。
原本の版は局ごとに異なります。収録範囲と原本の対象時点、項目・欠損率をご確認ください。商材との適合や営業効果は未検証です。
制作:ROZANOVA STUDIO。AIを用いて原稿・図の制作を補助し、掲載集計は同じデータと抽出条件から再生成して照合しています。医療従事者による監修を表示するものではありません。