この商材では、何を入口にするか
看護補助者の人材派遣・紹介や、搬送・見守り・記録の業務支援サービスは、看護補助者を配置している病院が主な売り先です。ここでは医科区分の2つの受理届出名称を使います。
地方厚生局の届出案内では、「急性期看護補助体制加算」は急性期一般入院料など急性期の病棟に、「看護補助加算」は地域一般入院料1・2や13対1入院基本料など、急性期以外の病棟に主に結び付いています。対象になる入院料の区分が異なるため、同じ病院でも病棟によって届出が分かれることがあります。
2026年10月21日の集計では、急性期看護補助体制加算の施設は約2,750、看護補助加算の施設は約2,000でした。両方の名称で届け出ている施設は約150施設とごく一部で、ほとんどの施設はどちらか一方の届出でした。
公開名簿から実際に抽出した結果
集計日:2026-10-17。区分=医科。指定した受理届出名称の完全一致を施設IDで重複除去。各届出の件数は重なる場合があるため足し算しません。原本の版は地方厚生局ごとに異なります。
| 受理届出名称・条件 | 施設数 |
|---|---|
| 急性期看護補助体制加算 | 2,747 |
| 看護補助加算 | 2,037 |
| いずれかを届出(重複除去) | 4,629 |
2つの届出の重なり
A=急性期看護補助体制加算、B=看護補助加算。片方のみは、もう片方の届出がこの名簿に見当たらないという意味です。
| 条件 | 施設数 |
|---|---|
| Aのみ | 2,592 |
| A・Bの両方 | 155 |
| Bのみ | 1,882 |
抽出結果の実例
| 都道府県 | 施設名 | 該当する届出(上表の略記) |
|---|---|---|
| 三重県 | 青木記念病院 | 急性期看護補助体制加算 |
| 京都府 | 京都博愛会病院 | 急性期看護補助体制加算 / 看護補助加算 |
| 佐賀県 | 神野病院 | 看護補助加算 |
条件一致の施設から都道府県を分散して3件抜粋。推薦や営業効果を示すものではありません。連絡前に公式情報を確認してください。
この条件に該当する施設の多い地域
| 都道府県(上位5) | 施設数 |
|---|---|
| 東京都 | 346 |
| 大阪府 | 306 |
| 北海道 | 302 |
| 福岡県 | 244 |
| 神奈川県 | 213 |
地域ごとの詳しい件数は47都道府県の集計CSVで確認できます。営業効率・売上規模の順位ではありません。
営業先候補を作る手順
- 商材が急性期の病棟向け(入退院が多く、搬送・記録の省力化が課題になりやすい)か、地域包括ケア病棟や療養系の病棟向けかを決めます。
- 2つの名称を個別に抽出し、両方ある施設(ごく少数)は別枠で管理します。
- 看護補助者の配置水準(25対1・50対1など)まで条件に入れるかを決めます。区分ごとの件数は届出の一覧で確認できます。
- 既存の派遣先や、代理店の担当先と照合し、確認欄を付けて候補リストにします。
届出の施設数に契約単価を掛けて市場規模と呼ばないでください。配置している看護補助者の人数、直接雇用か委託か、現在利用している人材派遣会社は、担当者に確認するまで分かりません。
提案の前に別途確認すること
病棟ごとの看護補助者の人数と配置水準、直接雇用・委託の区分、現在利用している人材派遣・紹介会社、搬送や見守りの機器・システムの導入状況、病棟ごとの入院料の詳細は未収録です。
届出は施設基準を満たして受理された状態を表すもので、看護補助者の欠員や、特定の派遣会社・業務支援サービスの利用状況を示すものではありません。「届出条件に一致する」と「商材が合う」を別の状態として管理してください。
この抽出が合わない場面
介護施設や老人保健施設の介護職員向けの人材紹介、看護師(看護補助者ではない)の人材紹介の営業先探しには使えません。看護補助者の不足が多い順に並べること、特定の派遣会社の導入先だけを出すこともできません。療養病棟入院料などの特定入院料に看護補助者の配置が含まれる病棟は、この2つの届出とは別の扱いのため、この集計には反映されません。
よくある判断の迷い
急性期看護補助体制加算と看護補助加算の両方を届け出ている病院は、人手が足りているということですか?
名簿からは分かりません。どちらも体制の届出で、実際の配置人数や欠員状況は示されていません。提案の前に、病棟ごとの人員体制を担当者に確認してください。
どちらの届出も見当たらない病院は、看護補助者がいないのですか?
そうとは限りません。療養病棟入院料など、看護補助者の配置が別の入院料の仕組みに含まれている病棟の可能性があります。名簿に名称が見当たらないことと、看護補助者がいないことは別に確認してください。
出典・集計方法と次の確認
出典:厚生労働省 各地方厚生局『届出受理医療機関名簿』を当方が集計・加工。制度要件の解説や医療上の助言ではなく、医療機関に商品・サービスを提供する事業者向けのデータ活用例です。
原本の版は局ごとに異なります。収録範囲と原本の対象時点、項目・欠損率をご確認ください。商材との適合や営業効果は未検証です。
制作:ROZANOVA STUDIO。AIを用いて原稿・図の制作を補助し、掲載集計は同じデータと抽出条件から再生成して照合しています。医療従事者による監修を表示するものではありません。